ペンギン先生のブログ

個人レッスンプロ ペンギン先生の「学び」ブログ

現代口語文法

感動詞

自立語に関する学習のトリを飾るのは感動詞です。 感動詞とは文字どおり「感動を表すことば」ですが、もう少し文法っぽく定義づけした後、意味の上での分類を行います。 書籍や研究者によって分類の仕方はさまざまですが、私は5つに分類分けしました。 試験…

接続詞

今回は接続詞について解説します。いわゆるつなぎ言葉になる品詞です。 文法的理解というよりも、文章読解のキーになることばです。読解力向上のためにも、10個の用法を理解して、自分自身で例文を言えるようになりましょう。

連体詞とは?

活用のない自立語で、それ自体で修飾語になれる品詞は2つ。前回解説した副詞と今回解説する連体詞です。 これら2つの品詞の決定的な違いは、副詞が原則、連用修飾するのに対して、連体詞は連体修飾するという点にあります。 他の品詞との区別がむずかしい…

副詞

活用のない自立語のトップバッターは副詞です。論点は少ないのですが、何気にさまざまな場面で登場しており、一見しただけでは副詞と気が付かないことがあります。 今回の記事では、副詞とは何かを定義したあと、その用法による種類分けを行います。 また、…

形容詞と形容動詞

用言学習の2つの品詞、形容詞と形容動詞をまとめて解説します。 活用の仕方に違いがあるものの、品詞の性格は同じです。日本以外の外国語には形容動詞などどという品詞を見つけることはまずないでしょう。 活用の種類はそれぞれ一つずつ。活用形も動詞の学…

自動詞と他動詞、可能動詞とは

代表的な動詞の分類のしかたについて解説します。 1. 活用の種類による分類 2. 目的語の有無による分類 3. 普通の動詞と補助動詞 4. 本来の意味の動詞と可能動詞 初めて聞く名称かもしれません。ここでしっかり押さえておきましょう。

動詞の活用の種類を一瞬で見分ける方法

動詞の活用の種類を「内容マスター丸解き言葉!」を用いてすべて書き出さなくても、一瞬で見分ける方法を解説します。

動詞の活用とその形、活用の種類

いよいよ品詞の各論にステージを移していきます。 まずは用言から始めましょう。用言のトップバッターは動詞です。 動作や行為、状態の変化などを表すことばです。論点が多く、最も解説時間の掛かる品詞なので、一つ一つのポイントを確実に押さえていきまし…

十品詞分類表の作成

現代口語文法(国語の文法)学習総論編のトリを飾るのが十品詞分類表の作成です。 これまでに解説したことをフル動員して単語を10個の種類の品詞へと分類します。 この表は、今後解説していく各品詞の各論を理解する上での土台となるものです。しっかりマ…

単語の分類~2つの側面から

単語を2つの側面から分類します。 1.それ自体で意味が通じるか否か 2.下に続くことばによって形(語尾)が変わるか否か この学習は次の『十品詞分類表の作成』に繋がってきますので、しっかりと身に着けておきましょう。

接続のしかたの種類

「接続-被接続の関係」を理解するために、接続の種類を10個に分けて解説します。 文節分けの際、「接続-被接続の関係」と「修飾-被修飾の関係」がはっきりせず誤ってしまうことがあります。 こういったミスの原因は、そもそも接続にはどういう種類があ…

連文節という考え方

文節のはたらきを完全マスターするためには、連文節の考え方を理解しなければなりません。 ・連文節とはなにか ・連文節の役割・はたらき を解説します。 ここまで理解できれば、 ①主語・主部 ②述語・述部 ③修飾語・修飾部 ④接続語・接続部 ⑤独立語・独立部 …

文節どうしの関係

文中に含まれる文節どうしにはどのような関係が成り立つのか?くわしく解説します。 文節間の関係がつかめるようになると、自分で書いた作文の推敲の精度が確実に上がります。なぜかといえば、文を構造的に見る習慣が身につくことで、主語-述語の関係や修飾…

文節のはたらき(役割)

文節分けができるようになったので、次のステップとして各文節がどのような役割を果たしているのか理解しましょう。全部で5つの種類にぶんるいできます。

十品詞分類への足がかり…活用の有無

単語の十品詞分類への足掛かり第二弾は「活用の有無」です。 「活用がある」「活用がない」とはどういう意味なのでしょうか?くわしく解説します。

単語分けにも挑戦してみよう

文節分けに続いて単語分けをしてみましょう! 文節分けの切れ目はそのままに、さらに「てにをは」ことばなどを見つけて細かく文節の中を切断していきます。 最初はうまくできないと思いますが気にすることはありません。単語分けの精度を上げるために、この…

文節分けについてもう少し…自立語と付属語とは

文節分けの精度を上げるための鉄則をお伝えします。 それは「一文節=1自立語」のルールです。 ここで自立語とは何かを解説します。

ことばのまとまりから始めよう

ことばの単位から学習を始めます。重要なのは文節と単語。 今回は文節分けの方法まで解説します。

現代口語文法の学び方 ― ロードマップ

文法学習の概要を示します。 どのようなことをどういった順序で学ぶのか、一目で見て分かるようにしました。

現代口語文法(中学国語の文法学習)の重要性

中学国語で学ぶべき文法学習の重要性を説きます。 最近はIT分野や英語の早教育が重要視され、国語の授業が削られている傾向が見られます。 私はそんな現状を危惧します。自分の母国語を疎かにして本当に良いのでしょうか? 学校教育でカバーできないのであれ…