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漢字の学習の重要性

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小中学生の国語の学習の一環として「漢字」の習得があります。
暗記の得意な子はすんなり受け入れて学習しますが、覚えることが苦手なお子さんはどうしても漢字学習を後回しにしがち…

気持ちは分かりますが、どんなにIT時代になっても、AIが私たちの暮らしをどんなに便利にしてくれても、”超”基本的な漢字が頭に入っていないとあらゆることにモタモタしてしまうように思うのです。

漢検1級に出題されるような漢字まで学習する必要はないと思います。そもそも暗記していなくても目にする機会が少ないので、出くわした時に調べれば済むと思います。

しかし、日常生活で頻繁に出てくる漢字を見る度に立ち止まるのは、あまりに効率が悪い。

ですから、小学生の早い段階で漢字を見て、読みを学び、書き方を習得することを習慣づけたいものです。コツコツやっていれば、入試前に慌てることもありません。

 

目標はどれくらいのレベルか?って、

ズバリ!

漢検2級

です。

このレベルまで自由に使いこなせれば、日常生活で困ることはまずありません。

漢検2級レベルまで到達することを目標に、小学生の早い段階から読み書きの練習を始めましょう。

 

さて、小学校6年間でどれくらいの漢字を習得しなければならないのでしょうか?

文部科学省のホームページで確認しました。

別表 学年別漢字配当表:文部科学省


2020年に学習指導要領が改訂され、小学生のうちに習得すべき漢字が見直されました。
そして現在、全部で1060字が掲出されています。その内訳は以下のとおりです。

学年別漢字配当表
第一学年 80字
第二学年 160字
第三学年 200字
第四学年 200字
第五学年 185字
第六学年 181字
合計 1006字

小学6年生の漢字まで マスターしたとして、だいたい漢検5級レベルだと思います。
ここまでは完ぺきに読み書きできるようにしなければなりません。

 

ということで、現在学年別漢字練習プリントを作成しています。
できあがり次第順次アップしていきますので、是非ノートに書いて練習してみてください。