私の人生を振り返れば、高校受験に始まって大学受験、大学時代の資格試験、大学卒業時の国家公務員試験、そして転職時(26歳)に新卒扱いで受験したマスコミ試験と、ずっと試験を受け続けてきたように思います。
私の学習方法は本当に効果的だったのか?果たして正しいやり方だったのか?
今、自分の生徒さんを指導していると、ふと「私が学生時代に信じた学習方法をそのまま今の学生さんに伝えて良いわけがない。今の時代に合った学習法が必ずあるはずだ」と思うのです。
今回は21世紀にピッタリの学習方法についてブログを書いてみようと思います。
私が学生だったのは昭和➡平成です。この時代の学習の基本は、まず教科書やテキストをマスターし、それに付随する練習問題や別冊の問題集をこなして知識を習得し、深めるというスタイルが主流でした。
私は大学生の頃、公認会計士試験を受験しましたが、その当時の二次試験の科目は簿記論、財務諸表論、原価計算、経済学、経営学、商法、監査論の7つでした。
この7科目をバランスよく学習し、毎年8月に行われる試験でインプットした内容を答案用紙にひたすらぶつけるのです。
大学に通う傍ら会計の専門学校に通っていた私は、テキストを読み、内容を理解したら練習問題を解き、基礎知識が定着したら応用問題を解くという作業を繰り返しました。定期的に『答練』という答案作成練習試験なるものを受験して、学習の進捗度を確認しました。
一通りの学習が完了したら、次は『過去問対策』を施し、直前期は本番の試験さながらの『直前対策答練』を受験して仕上げていきました。
これは平成時代初頭の公認会計士試験や税理士試験、はたまた日商簿記検定1級試験も含め、すべての資格試験に対して適用されていた学習スタイルでした。
ここまで私の記事を読んでいただいた方ならもうお分かりでしょう。
別段公認会計士などの国家試験に限らず、中学受験、高校受験、大学受験、各種資格試験すべてに対して、同じスタイルの学習法・指導法が用いられていたことを。
果たしてこの昭和・平成時代のやり方が今の時代でも『王道』として通用すると思いますか?
私はそうは思いません。
よくよく考えてみれば、実際に入試なら入試問題、各種資格試験ならその試験問題は過去から積み上げられているのです。それならば、
過去問対策から逆算した方がてっとり早くないですか?
テキスト理解 ➡ 基本問題演習 ➡ 応用問題演習 ➡ 過去問対策・直前対策の順では、ゴールまでのスパンが長すぎる。途中で挫折してしまう受験生も出てきてしまいます。
それならばいっそのこと、過去問を徹底的に解いて出題傾向や問題量、それに対処するための時間配分を最初から身に着けてしまえば良いのではないか。
この方法の何が良いかというと、本番試験にド直球な対策が行えること。すなわち遠回りがなく無駄な時間を大幅に削減することができることにあります。
「過去問ではこういう形で問題が出ました。それに関連する学習項目は○○です」という形で学習を進めていく。
過去問の入手は難しいものではなく、模範解答も購入可能です。できないのならChat-GPTに模範解答を作らせればよい。
今年Chat-GPTは東大理Ⅲ(要するに東大医学部)に合格できるレベルに到達しました。もはや超ハイレベルの中学校・高等学校の過去問もほぼほぼ正解できるでしょう。インターネットで問題が公開されていれば、模範解答は必要ありません。Chat-GPTに尋ねてみればいい。こうすることで、いくらでも本番を見据えた対策を最短で施すことが可能になったのです。
実は私は今、とある通信制大学の学生です。
昨年の秋に学業をスタートさせましたが、その時点で転職した職場の上司との人間関係が最悪で学業どころではありませんでした。
今のところ一つも単位が取れていません。いわば幽霊学生ってやつです(笑)
いっそのこと退学しようかとも考えましたが、「いや待てよ」と思ったのです。
そうだ!Chat-GPTを使って学びを爆速化させればよいではないか!
と。
この際、私自身を実験材料にしてみればいい。そう思ったのです。
今後このblogでは、Chat-GPTを活用した大学での学びも記事にしていきます。
よ~く考えてください。
今も有名学習塾や著名な予備校のやっている指導方法って昭和や平成の遺物じゃないですか?
そんな古臭いやり方が、日進月歩するこの時代に通用すると思いますか?
新しい技術、新しい考え方、新しい学び方、新しい働き方、新しい生き方に対応できない者はすべて駆逐されてしまう。
2023年10月にChat-GPTが登場すると、私はいち早く東京通信大学(私にとって2つ目の学士号を取得した大学)での学びに生かして単位を取得しまくりました。この経験を活かして、今度は現在幽霊学生になっている大学での学びにChat-GPTをフル活用することで成果を上げたいと考えています。そして今から爆速で単位を取得し、学士号を取得しようと考えています。
使えるものは使い倒せ!
もう何をやろうとしているかお分かりかと思います。
そうです、大学の単位認定試験から逆算して単位取得のための学びをすれば良いのです。
頭から順にテキストを読む ➡ レポートを書く ➡ 単位認定試験の対策を施す ➡ 単位認定試験を受験する ➡ 単位取得
という従来の学習法の逆を突くわけです。
なぜこの逆算による学習が可能かというと、私の在籍している大学では科目習得試験の出題内容がいくつかの選択肢という形で前もって明示されるからです。学習を始める段階で、単位認定試験というゴールから逆算して学びを進めればよいのです。
皆さんに面白いものをお見せできるのではないかと思っています。
果たして私の考える21世紀の学び方が本当に通用するのかどうか、私自身の身をもって証明しますので、どうぞお楽しみに♪